フォレスト歯科クリニック

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予防歯科ってなに??

  • 2021.01.24
  • #ブログ
こんにちは

開院まで残り2ヶ月程となりました。

今日は「そもそも予防歯科って何なの??」というテーマでお送りします♪
(少し長くなりますが、お付き合いいただければと思います。)

皆さん、歯医者に行こうと思うのはどんな時ですか?

「歯が痛い」
「歯に穴があいている」
「歯ぐきから血が出る」
「歯がぐらぐらしている」

そんな症状が出た時に「歯医者に行かなきゃ!」と思われる方が多いのではないでしょうか。

というのも先ほど挙げた症状が出たときは、すでに病気(いわゆる虫歯や歯周病など)がかなり進行している可能性が高いんです。

そして、その進行してしまった病気を歯医者で治療してもらったとしてもほとんどの場合、それは「修理」しているか「病状が安定」しているという状態で、完全に治っている訳ではないのです!!
つまり、生まれ持った状態に戻りません・・・。

これを読んでお気づきの方もいると思いますが、

「症状が出てから歯医者に行ったのでは遅い!!」

ということなんですね

そこで本題に戻ります。

予防歯科とはなんぞや

予防歯科とは、「虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、病気になる前の予防を大切にし、歯とお口の健康を守る歯科医療」のことです

当院では、この予防歯科に重きを置いていますが、具体的にどんなことをするのか簡単に挙げると以下の3点になります。

1. まず患者さん自身に、自分のお口の中の状態を知ってもらう(虫歯や歯周病があるのか、歯並びや噛み合わせはどうか、病気になりやすいリスクがあるのか、など)
2. お口の中の状態に合わせて、自分の口腔ケアの方法を知っていただく←セルフケア
3. セルフケアでは落としきれない口腔内の汚れを定期的に歯科衛生士が除去する←プロフェッショナルケア
4. 新たにリスクとなるような所見がないか、もしあれば早期に患者さんと共有し、予防法を一緒に考える


まとめますと!
ただ歯医者に通うだけ、ただ家で歯を磨いているだけ、では予防は成り立たちません!
患者さん自身が、しっかり自分のお口の中を理解して毎日のセルフケアを行い、定期的に歯科医院でメインテナンスを行うことが重要です

世界の先進国では「歯科は、口の健康を守るためにメインテナンスをしに行く場所」という考えが当たり前になっています。

それに対して、日本は保険制度のおかげもあって、誰でも気軽に歯科治療を受けることができますが、「歯医者は痛くなったり何かあった時に行く場所」という考えが未だ浸透しているのも事実です💦

ぜひこのブログが皆さんにとって、「自分の口の中をしっかり知ろう!」「メインテナンスをしに歯医者に行こう!」というきっかけになれば嬉しいです!

「人生100年時代」、そんな時代だからこそ、生涯、自分の歯で美味しく食事をして健康で笑顔溢れる生活を送りませんか?

口は健康の入り口と言われています。


健口から健康へ、そして健康から健幸へ!!

当院は「あなたと共に健口を守る歯科医院」として、予防のために来院したくなるような医院づくりを目指し、歯科という立場から皆様の健康をサポートできるよう誠心誠意努力してまいります
 

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